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てぃーだブログ › 朝の読書会@沖縄 › 3月6日の記事

2023年03月06日

3月6日の記事

みなさん、こんにちは

今回の読書会は、ひざ詰めで話したくなるような話題でした。深い話の場合、時間が足りないのがちと残念ですヒミツ

3月6日の記事


本の紹介ですダウン

かにゃまさん:元弁護士の便利屋が主役の短編集。ちょっとしたどんでん返しで、予想できない結末。読み始めたら止まらないです。



タケさん:国連PKOとして紛争地域で武装解除を指揮した著者が、福島の高校生に語りかけます。アフガニスタンやパキスタンなど世界の紛争地域の現実。戦争と平和の価値観。自衛隊の役割。当たり前の日常が一瞬で変貌する経験をした福島の高校生の真剣な質問には、大人の私の方が学び多かったです。



タケさん:北海道に侵略してきたロシア軍と自衛隊の戦いが描かれています。元陸自の著者だけあって、細かい描写や会話がリアルです。ウクライナ戦争を想像してしまいます。



atutomuさん:「昭和の軍人たちは何を考え、1945年の滅亡へと至ったのか」が裏表紙の惹句。狂信的、精神主義のイメージがある日本軍の理屈が知りたくて読んだ。
第1次世界大戦以降の戦争は物量戦、総動員戦になった。「持たざる国」日本の軍人の中に、欠ける物量を精神力で補いつつ勝てる相手としか戦争をすべきではないという「皇道派」、「持てる国」になるために経済統制、総動員体制を目指す「統制派」の2つの思想が生まれた。それらとは別に、敵に物量があっても戦意を無くせば勝機が出ると考えた人もいた。敵の戦意を無くすために「喜んで死んでいく兵」を考えだした。その思想は「生きて虜囚の辱めを受けず」の戦陣訓を生み出す。
「持たざる国」がどうやって戦争に勝つかという命題に対して、それぞれの派が理屈をつなぎ合わせて、それなりに筋の通る思想をつくる。でも、レゴブロックはつながっても全体としては変な物になってしまったというイメージが浮かんだ。命題から一歩離れて「変な形だな」と気付けるようにしたいと思った。



タマキさん:道に手袋が落ちていたら、歯ブラシが落ちていたら、あなたはどう思いますか?不可解な状況の由来を勝手に臆測して遊んでみる、そんな本です。憶測がナンセンスで、ユーモアがあって、風刺が効いていて、クスッと笑えます。



まきおさん:ビジネスで成功するために教養を身につけようとすることの滑稽さを批判しつつ、現状に即した教養のあり方についても考察している。



まきおさん:タイパ(タイムパフォーマンス)を気にして、手っ取り早く周囲の人と話を合わせるために映画を倍速視聴する人たちの出現について書かれている。意外とみんなオタクに憧れているのか…



ガクさん



カーボー:自然現象である雷を伴って出現する球電(火の玉のようなもの)に取りつかれた登場人物たちの物語。作中に「三体」で登場した理論物理学者が活躍するので翻訳では「三体0」として刊行されているそうです。量子論にもとづくエピソードも分かりやすく楽しめます





次回の読書会は3月18日() 小禄南公民館・小会議室B 
                       9:00~11:00 
テーマ「」一冊は関連する本をご紹介下さい。
※初めてご参加の方や久々の方はテーマにかかわらずお好きな本を
ご紹介下さい。


本4月・朝の読書会予定本

1日()7:30~9:00ごろまで Zoom開催。
お好きな本をご紹介下さい。

15日()9:00~11:00  小禄南公民館小会議室B
テーマ「シン、新、辛・・」一冊は関連する本をご紹介下さい。
※初めてご参加の方や久々の方はテーマにかかわらずお好きな本を
ご紹介下さい。


参加希望・ご質問等はdokusyokai18@gmail.com にメールをくださいm(__)m
期日前に参加URLを送付致します。




Posted by 朝の読書会@沖縄 at 14:57│Comments(0)
 
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