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2024年04月06日
4月6日朝の読書会 by Zoom
みなさん、こんにちは
本日の読書会も楽しかったですねえ
本の紹介です
スヌーピーミュージアム展覧会限定図録
タマキさん:スヌーピーの漫画と著者のコメントが掲載され、登場人物の間の友情のありかた等が解説された本です。スヌーピー漫画の歴史も知れます。雨の中のスヌーピーとウッドストックの友情を描いた漫画が私に一番響きました。心にしみました。
タマキさん:あとがきから「This book is dedicated to physically challenged children everywhere and …」(本は日本語です)目つきが鋭い少女で有名な画家さんの絵本です。絵本の絵の力を堪能しました。
atutomuさん:1960年代から70年代にかけての住宅難で地価が高騰。同時期に郊外で宅地として開発された分譲地・ニュータウンが荒廃している。限界の語から一斉に高齢化した結果と想像していたが、一度も家が建てられないまま原野にかえっていく現象だった。
もともと投機目的なので住む視点がない。公共上下水道はなく、加えて現在の規制に合わないため新しく家が建てられない。土地を売った会社はほとんど無くなっているので住民が金を出し合って共同井戸や排水路の維持整備をしているが、追いつかない。地価は10分の1、悪いところでは30分の1になってるが、それでも売れない。相続して初めて所有者であることも知る。そこにDMが届き、調査費・販売手数料を30万円ほど取るが、おざなりにネット広告を出す程度、それも相場とかけ離れているので当然売れない。法律上は売買契約前に手数料を取るのは違法だが、30万円では弁護士費用の方が高くて泣き寝入りなどなど、知らなかった現実が次々に書かれる。
著者42歳は旅好きで行く先々で仕事をするという生活をしてきた。東京の賃貸に住んでいたときに結婚することになり、手の届く貸家を探して千葉の北東部九十九里平野の分譲地に建つ家を借りた。64区画のうち、家が建っているのが7軒。ネットに情報がないので、情報交換のためにブログをはじめ、各地の限界分譲地を見て回るうちに書籍化の話が舞い込み、その宣伝用にYouTubeチャンネルを開設し、人気になる。それが生計を立てる道になった。現代的だなと思った。
atutomuさん:「なぜ紙幣をコピーしてはいけないか」など問いを立て、解き明かす形で進む。コピーしてはいけない理由≒なぜ紙幣を使うかの例。4人の子がスマホいじりをして家事を手伝わない。父が「1マルク」と書いた紙を100枚つくった。母は父に「100マルク借りた」という紙を渡す。母は、調理に10マルク、洗濯に10マルクと決めて報酬を出すという。さらに毎日5マルクの税金を取る、払わなければスマホを没収すると宣言する。父は中央銀行、母は政府。子どもたちは家事を始め、子ども同士でも勉強を教えるなどの報酬としてマルクが流通する。そこで、一人の子がマルクをコピーするとこの家の家事システムは崩壊してしまう。ここから私見。税金を取ることで、家事システムは機能しはじめるのだろうと思った。
タケさん:ネイティブアメリカンに伝わる口述史です。アジア大陸から北米大陸への壮大な移動の物語。
海を越え、山脈を越え、他民族と接触しながら、何世代も経て安住の地を探します。
人間の知恵の根幹が書いてあると思います。
はなこさん:大好きな芦花公園先生の新作です!
新作ではありますが、初めて芦花公園先生の作品を読む方にもおすすめしたいです。
内容としては今流行りの因習村ホラーで、分かりやすい上に怖くてお手軽に絶望感を味わえます。
この作品の後に『ほねがらみ』、その次に佐々木事務所シリーズの順で読むのが、芦花公園ワールドを更に楽しめると思います。
はなこさん:スランプで事件を解決できなくなってしまったホームズはどうなってしまうのか?というのが大まかな内容ですが、スランプなのは他でもないモリミー自身です。
最近の作品も悪くはないのですが、一度原点に戻ってもいいのかなと思います。腐れ男子大学生を書いたら右に出る作家はいません。『太陽の塔』みたいな作品をまた読みたいです。
ガクさん
カーボー:ダビンチコード等でおなじみのダン・ブラウン著。主人公のラングトン教授の元教え子にして時代の寵児カーシュが人類最大の謎を解き明かし、それを発表するという・・・宗教界の根幹を揺るがしかねないこの発表の直前カーシュは絶命する。目の当たりにしたラングトン教授は事件解決を決意するが、なんと今回は人工知能のウィンストンの助けを借りて謎に迫る。
かーぼー:シリーズもの。事件が起きる前に捜査に着手するという名目でできた部署「地域潜入班」が今回捜査するのは、山での遭難者の遺体についた獣とも人ともつかぬ歯形にまつわる事件。
次回の朝の読書会は、4月20日(土)9:00~11:00 お好きな本をご紹介ください。
小禄南公民館 児童図書室 会費100円
5月・朝の読書会予定
4日(土)7:30~9:00ごろまで Zoom開催 お好きな本をご紹介ください。
18日(土)9:00~11:00まで 小禄南公民館 児童図書室 参加費100円
お好きな本をご紹介ください。
※小禄南公民館住所:那覇市高良2丁目7−1
参加希望・ご質問等はdokusyokai18@gmail.com にメールをくださいm(__)m
期日前に参加URLを送付致します。
本日の読書会も楽しかったですねえ
本の紹介です
スヌーピーミュージアム展覧会限定図録
タマキさん:スヌーピーの漫画と著者のコメントが掲載され、登場人物の間の友情のありかた等が解説された本です。スヌーピー漫画の歴史も知れます。雨の中のスヌーピーとウッドストックの友情を描いた漫画が私に一番響きました。心にしみました。
タマキさん:あとがきから「This book is dedicated to physically challenged children everywhere and …」(本は日本語です)目つきが鋭い少女で有名な画家さんの絵本です。絵本の絵の力を堪能しました。
atutomuさん:1960年代から70年代にかけての住宅難で地価が高騰。同時期に郊外で宅地として開発された分譲地・ニュータウンが荒廃している。限界の語から一斉に高齢化した結果と想像していたが、一度も家が建てられないまま原野にかえっていく現象だった。
もともと投機目的なので住む視点がない。公共上下水道はなく、加えて現在の規制に合わないため新しく家が建てられない。土地を売った会社はほとんど無くなっているので住民が金を出し合って共同井戸や排水路の維持整備をしているが、追いつかない。地価は10分の1、悪いところでは30分の1になってるが、それでも売れない。相続して初めて所有者であることも知る。そこにDMが届き、調査費・販売手数料を30万円ほど取るが、おざなりにネット広告を出す程度、それも相場とかけ離れているので当然売れない。法律上は売買契約前に手数料を取るのは違法だが、30万円では弁護士費用の方が高くて泣き寝入りなどなど、知らなかった現実が次々に書かれる。
著者42歳は旅好きで行く先々で仕事をするという生活をしてきた。東京の賃貸に住んでいたときに結婚することになり、手の届く貸家を探して千葉の北東部九十九里平野の分譲地に建つ家を借りた。64区画のうち、家が建っているのが7軒。ネットに情報がないので、情報交換のためにブログをはじめ、各地の限界分譲地を見て回るうちに書籍化の話が舞い込み、その宣伝用にYouTubeチャンネルを開設し、人気になる。それが生計を立てる道になった。現代的だなと思った。
atutomuさん:「なぜ紙幣をコピーしてはいけないか」など問いを立て、解き明かす形で進む。コピーしてはいけない理由≒なぜ紙幣を使うかの例。4人の子がスマホいじりをして家事を手伝わない。父が「1マルク」と書いた紙を100枚つくった。母は父に「100マルク借りた」という紙を渡す。母は、調理に10マルク、洗濯に10マルクと決めて報酬を出すという。さらに毎日5マルクの税金を取る、払わなければスマホを没収すると宣言する。父は中央銀行、母は政府。子どもたちは家事を始め、子ども同士でも勉強を教えるなどの報酬としてマルクが流通する。そこで、一人の子がマルクをコピーするとこの家の家事システムは崩壊してしまう。ここから私見。税金を取ることで、家事システムは機能しはじめるのだろうと思った。
タケさん:ネイティブアメリカンに伝わる口述史です。アジア大陸から北米大陸への壮大な移動の物語。
海を越え、山脈を越え、他民族と接触しながら、何世代も経て安住の地を探します。
人間の知恵の根幹が書いてあると思います。
はなこさん:大好きな芦花公園先生の新作です!
新作ではありますが、初めて芦花公園先生の作品を読む方にもおすすめしたいです。
内容としては今流行りの因習村ホラーで、分かりやすい上に怖くてお手軽に絶望感を味わえます。
この作品の後に『ほねがらみ』、その次に佐々木事務所シリーズの順で読むのが、芦花公園ワールドを更に楽しめると思います。
はなこさん:スランプで事件を解決できなくなってしまったホームズはどうなってしまうのか?というのが大まかな内容ですが、スランプなのは他でもないモリミー自身です。
最近の作品も悪くはないのですが、一度原点に戻ってもいいのかなと思います。腐れ男子大学生を書いたら右に出る作家はいません。『太陽の塔』みたいな作品をまた読みたいです。
ガクさん
カーボー:ダビンチコード等でおなじみのダン・ブラウン著。主人公のラングトン教授の元教え子にして時代の寵児カーシュが人類最大の謎を解き明かし、それを発表するという・・・宗教界の根幹を揺るがしかねないこの発表の直前カーシュは絶命する。目の当たりにしたラングトン教授は事件解決を決意するが、なんと今回は人工知能のウィンストンの助けを借りて謎に迫る。
かーぼー:シリーズもの。事件が起きる前に捜査に着手するという名目でできた部署「地域潜入班」が今回捜査するのは、山での遭難者の遺体についた獣とも人ともつかぬ歯形にまつわる事件。
次回の朝の読書会は、4月20日(土)9:00~11:00 お好きな本をご紹介ください。
小禄南公民館 児童図書室 会費100円
5月・朝の読書会予定
4日(土)7:30~9:00ごろまで Zoom開催 お好きな本をご紹介ください。
18日(土)9:00~11:00まで 小禄南公民館 児童図書室 参加費100円
お好きな本をご紹介ください。
※小禄南公民館住所:那覇市高良2丁目7−1
参加希望・ご質問等はdokusyokai18@gmail.com にメールをくださいm(__)m
期日前に参加URLを送付致します。
Posted by 朝の読書会@沖縄 at 16:38│Comments(0)