11月5日・朝の読書会 by Zoom

朝の読書会@沖縄

2022年11月05日 11:23

みなさん、こんにちは

本日の読書会は少人数、これまた良き時間を過ごせました





本の紹介です


タマキさん:国と国の力関係の基盤になる要素を易しく丁寧に説明した本です。読むと、世界の見え方がより鮮明になると思います。アメリカ、ロシア、中国、アフリカが話の中心になっています。



タマキさん:どの世界も「人」だ、と思わされました。



atutommuさん:1989年(日本のNHKでは1年後)に始まり、2013年まで70話(13シーズン)にわたってポワロを演じたデビッド・スーシェの自伝。性格俳優の役作りが興味深い。それまで読んだことがなかったポワロを研究するため原作を読み込み、「旅行には純銀製の口ひげ手入れセットを持参する」など93項目にわたるリストにして持ち歩いたという。どんな声なのかを想像して創造する。小刻みに歩くという記述から、コインをお尻にはさみ、落とさないように歩き、立ち止まり、何時間も練習した。「性格俳優は役柄になりきるが、役柄に自分の一部を発見するのだ」という主旨の言葉が印象的だった。また第1シーズンから見返している。



atutomuさん:文化庁著作権課長だった著者が、著作権の理念と実務を巧みな比喩で解説してくれる本。著作権については、誰もがつくる側と使う側になる。自分がつくったものの権利は守りたいが、他人の著作物は自由に使いたいという無限の欲望がぶつかり合う。コンテンツの価値の本質は「知覚される=読まれる、聴かれる、観られる」ことにある。しかし、知覚自体を完全にコントロールはできない。次善の策として、複製、譲渡、演奏などの行為を「著作者に無断でしてはいけないこと」として規制している。行為は一律に禁じられるが、それでは不都合があるので例外が作られる。欲望のぶつかり合いの中で、力の強い業界の利益が例外とされるという具合で、著作権の複雑さが解きほぐされていくのが心地よい。



かにゃまさん:ジャンルや内容など予備知識なしで読んでみましたが、面白かったです。「主人公の女性」と「刑事」の、2つの視点で話が展開します。この2つの視点、みえみえで、明らかに繋がっているのがわかる。それに反するようなどんでん返しの展開。 一気読みしてしまいました。



かにゃまさん:映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の原作?となった本です。マクドナルドがどのように広がっていたのか。 どのように買収されたのか。 そして、当時のアメリカの様子がわかります。 ちなみに、食事に酸味のあるものを必要とする「ドイツ人」のために、ピクルスを入れるようになったそうです。



ガクさん



ガクさん



カーボー:フェイスブックのメッセンジャーのやり取りのみで構成された小説。謳い文句の大どんでん返しの良し悪しは、意見が分かれるとこです。



カーボー:因縁物件についての漫画です。事実に基づいていると知って驚きました。




次回の朝の読書会は、11月19日()7:30~9:00前まで お好きな本をご紹介下さい。



12月・朝の読書会予定

3日()7:30~9:00ごろまで お好きな本をご紹介下さい。
17日()   〃            〃





朝の読書会はZoom開催です。


ご参加、ご質問等はdokusyokai18@gmail.comまでメッセージ下さい。期日前に参加URLを送付します。