8月20日の記事
みなさん、こんにちは
今回の読書会は、社会や歴史に関することが話題になり
興味深いものでした
本の紹介です
かにゃまさん:表現やセリフはジェネレーションギャップを感じましたが、心理描写は共感できる作品でした。
atutomu:英傑108人プラスアルファの膨大な登場人物。巻頭の人物紹介ページをしょっちゅう参照する。全19巻。反乱に加わった人の動機はさまざま。腐敗した宋を倒そうという人、役人への個人的恨み、大義など知らないがあの人と一緒に敵と戦いたい、うだつの上がらない現状から抜け出したい等等。人が変わる物語でもある。強くて頼られるが孤独を深める男、盗み癖のある子、罪悪感に打ちひしがれる男。武芸者・王進に預けられ、農作業、陶芸、武術の稽古、王進の母の慈しみで再生していく。著者の、そのままのお前でもいいし、自分で変わりたいなら変わるのもいいという姿勢を感じる。次々と人が死んでいき、生き様死に様の話でもある。名前があれば端役でも人生が語られる。戦死しても人物紹介に載せ続けることにも作り手の思いがあるのだろうなと思った。
タマキさん:格差がものすごく広がった今の資本主義社会を終わりにして、次はどんな経済システムなら平等に生きられるかを提案する本です。語りは小説仕立てになっています。理想とする経済システムであっても人間のしがらみの問題が発生する余地があることも認めていて、現実的な眼差しで新しい経済を模索しています。
日本能率協会マネジメントセンター
発売日 : 2017-06-24
まきお:『「学習する組織」入門』のサブタイトルである「自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践」が的確な要約だと思います。少し前にはやった経営理論なのかと思っていましたが、さまざまな分野に応用が利きそうだなと感じました。マンガや入門書の方で概念・ツールなどについての理解を深めてから本丸に移ると良いと思います。
タケさん:妻をめとって帰る途中、薮の中で胸を刺され殺された侍。遺留品は縄と櫛。発見者、目撃者、放免(検察の部下)、義父、犯人、女(妻)、殺された侍(巫女の口上)のそれぞれの立場での話が、物語を膨らませて想像を掻き立てられます。女が一番怖いです。
みっちゃんさん:3.5%の人々が、非暴力的な方法で、本気で立ち上がると、社会が大きく変わる。資本主義と気候変動の問題に関心をもち何らかのコミットメントをする。耳の痛い話ですが、心しておかないといけないのかなと思います。
ガクさん
カーボー:今回はオスプレイが墜落した事件を題材にした沖縄編を含め全3編収録!それにしても波照間大学って・・・笑える!
9月・朝の読書会予定
3日(
土)7:30~9時前まで お好きな本をご紹介下さい。
17日(
土) 〃 〃
朝の読書会はZoom開催です。
ご参加、ご質問等はdokusyokai18@gmail.comまでメッセージ下さい。期日前に参加URLを送付します。