4月16日朝の読書会 by Zoom
みなさん、こんにちは
本日の読書会は、本の紹介の後の雑談時間を多めに取ったら楽しかったこと・・・しばらくこのパターンで行ってみよかなと思っています。(時間が押したら延長ありかな)
本の紹介です
かにゃまさん:精神疾患の子供を、入院させるために移送する話です。「子供を殺して下さい」というほど親は追い込まれています。でも、逆に子供の方が追い込まれていたり、親が病んでいたりします。
たけさん:企業家としてシリコンバレーでも活躍してきた著者が感じてきた、やみくもにお金を稼ぐことへの違和感から、生きていくのに必要のない「消費」を美化し、成長し続ける経済を目指す現代社会から離れ、小さく稼いで快適に生きる社会へのすすめが書かれています。いろいろ考えさせられます。
タマキさん:ネイティブ・アメリカンが一万年も語り継いできた彼らの歴史が書かれています。彼らの経験の描写がとても繊細で高い知性を感じました。口承でこのような描写が伝わってきたことに感嘆しました。この本を紹介してくれた人にとても感謝しています。
みーさん:タイトルを期待した方、さほど参考になる理由は、ないかもしれません。多くがそうであるように書かれていますが、あくまでも、ごくごく一部。表紙のシンプルなデザインが、逆に目を惹くから、売れてるのかな。
atutomu:朝日中高生新聞の連載。読者の投稿を基に創作した6ページのショートストーリー。被害を受けた子、加害してしまった子、見ていて無力さを感じる子など多角的なストーリーなのは投稿ベースならでは。幼なじみが違う部活に入り、自分の知らない顔を見て距離を感じるなど思春期の機微も描かれていて初々しい。いじめがテーマではあるが、自分たちの問題を中高生がこれほどに考えきれるというのが分かると未来は明るいとも思える。連載時のタイトルは「明日がくる」。
みっちゃんさん:去年のタイムス、新沖縄文学賞受賞作。無職の僕がフラミンゴと暮らし始める、という奇想な展開のなかにも、今の若者の不安や葛藤が初々しく描かれ好感をもてます。書き下ろしの一編も上手。
沖縄、宜野座村から期待の新人さんでーす
ガクさん
著者 :
学研プラス
発売日 : 2022-03-10
ウチマさん:北欧の北極圏はそう寒くなくアクセスいいので、白夜見に行きたいな〜。
カーボー:映画メッセージ原作者の久しぶりの書籍化で9編からなる短編集!受賞作も収録。参考文献もあるのでしょうが「よく思いついたものだな」と感心しきりの非常に面白いSFです(^^♪
5月・朝の読書会予定
7日(土)7:30~9:00ごろまで お好きな本をご紹介下さい
21日(土) 〃 〃
朝の読書会はZoom開催です。
ご参加、ご質問等はdokusyokai18@gmail.comまでメッセージ下さい。期日前に参加URLを送付します。